九州発 気持ちは晴れ!

ゴルフ、温泉、バス運転の仕事、庭いじり、ピアノ、愛犬、旅行、買って良かった物、などの情報です。

さよならシュウ君 そしてありがとう

2020年12月13日午前7時過ぎ

 

愛犬のシュウ君が亡くなった。

14歳と6か月。

 

 

寝たきりとなって2週間。

 

ちょっと早くないか?

 

今、たくさんの君の写真を見ながら、

いろいろ思いだして笑ったり涙したり。

 

朝、散歩に行かなきゃと

起き上がろうとするが、

ああ、もういないんだ。

 

そんな現実に直面すると

胸が詰まって息苦しくなる。

 

つらいな。

 

可愛い写真を見るとなおさら。

家族の一員だった。

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14年間、本当に楽しませてくれて有難う。

 

最後はきつかったね。

 

天国の大好きな公園でまたいっしょに散歩しよう。

また思いっきりハグしたいよ。

 

わたしはもう少しこっちで頑張るよ。

 

さよなら シュウ君。

 

福岡から愛媛へひとり旅 ⑤地域共通クーポンを初めて使った

リーガロイヤルホテル新居浜を出発して、

 

祖母のお墓参りへ。

 

滝の宮の真光寺を目指すが、ホテルから2km。

情けないが、歩きたくない。

 

というのも、バスの便が悪いため

その後も新居浜駅まで1.5km以上歩かなくてはならいからだ。

 

そこで考えたのがレンタサイクル。

 

ネットで調べると

新居浜駅駐輪場で貸しているとある。

 

駅までバスの本数は多い。

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イオンモールバス停で待つ。

他の行き先のバスは時間通りに来たが、

わたしの乗るバスは10分遅れで来た。

 

幼少の頃から変わらない車体デザインのせとうちバス

 

乗車して整理券番号表をみてびっくり。

40以上もある。

 

かなり遠くからのようで、

今治始発と分かった。

遅れるのも当然である。

 

同じ仕事をしているから気持ちが分かる。

2時間以上の運転お疲れ様です。

 

運転士さん、ややカーブでの遠心力は強かったが、

接客はよかった。

終着新居浜駅でどのくらい休憩されるのだろう。

次の乗務に向けてゆっくりしてください。

 

新居浜駅駐輪場で早速、自転車を借りる。

一日500円。

安くはないが、これで徒歩の10分の1位の体力消費で済みそうだ。

寄り道もできるし。

 

初冬のやや冷たい風を感じながら、

約10分で真光寺に到着した。

 

祖母に手を合わす。

「いつも見守っていてくれて有難う」

 

清々しくなった。

 

これから駅に戻っても

伊予西条までの列車の時間まで1時間ほどある。

 

ホテルのモーニングでしっかり食べたので

お腹は空いていないが、

何か食べておこう。

 

ここで登場するのが

Go Toトラベルの特典である地域共通クーポン。

 

わたしが日本航空から支給されたのは、電子クーポンである。

5,000円分。

 

ネットで対応可能な店舗、飲食店を探すが

新居浜市内は圧倒的に紙クーポンのみの店舗ばかりだ。

 

目を凝らして見ていると

コメダ珈琲店が電子クーポンに対応で、1km圏内にある。

思案している時間もないので、向かった。

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途中通ったサイクリングロードは、

別子鉱山鉄道(1977年廃止)の廃線跡である。

切通しは現在は「緑のトンネル」となっていた。

 

廃線跡ってなんかロマンがある。

カーブ区間の半径や長い直線区間などから、

昔、鉄道が走っていたのが容易にわかる。

 

少し運動してよかった。

コメダ珈琲店に到着した。

 

ボリュームがあるんだ、ここは。

 

ランチMENUとアイスコーヒーを頼んだ。

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凄っ。思わず声が出てしまった。

 

小倉あんホイップクリームのサンド。

 

かじると、クリームがはみ出して服に落ちそうになったので

慎重に食べる。

 

甘い。これはスイーツだな。

珈琲にはよく合う。

 

完食まで30分。

 

ベルトがきつくなった。

 

そしていよいよ

電子クーポンで初決済する。

上手くいくか・・・

 

スマホのバーコードを表示させ

店員さんが読み取り

引き差し完了の画面をみせて無事に終わった。

 

クーポンは1,000円単位の使用の為、

1,000円未満の端数は現金で払った。

 

なんか気分いいな。

GoToトラベル様様である。

 

⑥へつづく

福岡から愛媛へひとり旅 ④リーガロイヤルホテルに泊まった

今回JALパックに組み込まれた宿泊先のリーガロイヤルホテル新居浜

日頃はなかなか泊まれないクラスで、興味深々であったが・・・

 

さすがはグランドホテル。

威風堂々とした外観、豪華なロビー、ゆとりある室内もさることながら、

 

一番感じたのは、部屋の静かさ、遮音性である。壁が厚いのだろう。

それだけで安心感がある。

やっぱり隣の方にも音で気を遣うし。

 

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泊まった部屋は南向きで高い四国山地が一望できた。

手前のイオンがやや邪魔だったが。

 

太陽光が気持ちいい。本当に天気に恵まれた。

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アイスペールに製氷機(各階にある)の氷を満タン入れて

部屋に持ち帰り、

白ワインを味わう。

 

旅に出た時に解禁となるタバコも喫煙可能な部屋であるから、

ソファに座ってゆっくりと。

 

 

もう極楽である。

 

 

気が付けば寝てしまっていた。

 

朝食は8階でバイキング形式。

50を過ぎると少食で

朝は

ブレンドコーヒーと焼き立てパンが2,3つあればよい。

 

野菜が美味しい。

そして愛媛名物じゃこ天も並んでいる。うまい。

こういう細かい配慮が旅行者にとっては嬉しいものだ。

 

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最上階から住友系の工場や街並みのパノラマを楽しみながら、

ついつい食べ過ぎてしまった。

 

チェックアウト時間は12時。

ゆとりあるな。

 

わたしは部屋で今日の行程を考えながら準備をし、

支配人宛のお礼の手紙を携えて11時にチェックアウトした。

 

時間に追われる日常を忘れて、静かな環境で

ゆっくり過ごせるホテルであった。

 

また泊まってみたい。

 

⑤へつづく

 

 

 

 

 

福岡から愛媛へひとり旅 ③福岡空港離陸後2時間38分で新居浜駅到着

先程、金券ショップで購入した特急回数券を

松山駅改札口の駅員に差し出しスタンプを押してもらう。

 

これぞ改札。

自動改札に慣れていたので、新鮮に感じた。

 

改札入ってすぐの1番線に特急しおかぜ20号、いしづち20号は待っている。

もう階段の上り下りはしたくなかったので、素直にうれしい。

 

併結運転で、しおかぜは岡山、いしづちは高松行きである。

 

発車まであと3分あるので、先頭へ歩み撮影。

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この流線形スタイル好きだな。

JR四国8000系振り子式電車。

サンサンとふりそそぐ瀬戸内の太陽光に映えるデザイン。

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車内へ。

平日のこの時間、自由席は2割程度の乗車率。

好きな席でくつろげそうだ。

 

13:26列車は発車した。

 

最近、四国へは車で来たり、バスで移動したりで

JR四国には10年ぶりの乗車。

 

この車両は、前の席との間隔も広く

居住性が良い。

JRを選択してよかった。

 

今、思うと、

四国入りしてから乗り換えでバタバタしたので、

福岡空港で食事しておいてよかった。

 

それでも

わたしは燃費が悪いし、少し頭も使ったので

カラダが欲している。

 

車窓を眺めながら、持参したおやつを食す。

 

車窓といえば、

進行方向右側に座った。

 

西日本最高峰の石鎚山が見たかったからだ。

 

タオルで有名な、今治

わたしにとっては、車でしまなみ海道経由で来ていた頃の

四国の玄関口の町だ。

 

いまこうしてJRの高架線から眺めると、大きな町であることがわかる。

 

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おっ、見えてきた。

お目当ての石鎚山。素晴らしい天気に感謝。

 

列車は燧灘(ひうちなだ)に沿ったカーブ区間

日差しの方向が目まぐるしく変えながら

高速で突っ走っている。

 

振り子装置のおかげで車体が傾斜して遠心力を軽減しているからである。

 

水の町、伊予西条を発車。明日下車するので、その時ゆっくりと。

 

新居浜が近づいてきた。

祖母が眠る真光寺も見えた頃、

列車は減速し、

 

14:33定刻に新居浜駅に到着した。

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福岡空港を11:55に飛び立って、

2時間38分で到着したことになる。

 

タイミングよく乗り継ぎができたから。

 

慌てずに乗り換えを行った場合、16時半着の予定であったから、2時間も早い。

疲労感もない。

 

宿泊先のリーガロイヤルホテルには

17時ころのチェックイン予定と伝えている。

 

早着は問題ないだろう。

 

酒類を買ってから、部屋でゆっくり飲もう。

 

④へつづく

 

 

福岡から愛媛へひとり旅 ②綱渡りの乗り継ぎで松山市内へ

「ありがとうございました!」

アテンダントさんへ大きめの声で挨拶し降機する。

 

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バス運転士になってから、乗り物から降りる時は

乗務員さんへ

意識してはっきりと感謝を伝える様にしている。

言われたらいつも嬉しいので。

 

たたかいはこれからである。

予想通り、松山市駅方面行のバス発車まであと3分。

 

いけないと思いながらも、小走りとなる。

ヒトにぶつからないように、こけないように。

 

松山市内で終わりであれば急がないのであるが、

本日は新居浜まで行くので、特急バス1本逃すと1時間後となるから

できれば1本でも早く松山市街に入りたい。

 

松山空港は初めてなので、予めバス乗り場までの経路は確認済である。

空港ビルを出て左側前方にバス停があるはず。

 

とにかく左へ。

 

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間に合った。

 

わたしが乗り込んだあとも

数人が走りこんできた。

 

12:51 1分遅れで出発。

 

最近各地の空港でいつも思うが、

降機してからの空港バスのりばへのアクセスが非常によい。

ビルを出てそのままバスへという動線。 

 

旅行者や高齢者には助かると思う。

 

さすがは愛媛みかんの伊予の国。

いよてつバスもオレンジ色。

 

いよてつバスの乗務員さん、

高齢のお客さんからのICカードの不具合に

本当に丁寧に説明、対応されていた。

見習わねば。

 

色々なことに感心しながらも

次のステージへ。

 

このバスは

松山市街に向かっている。

先にJR松山駅に寄って、中心部の松山市駅(いよてつ)へ行くようだ。

 

このままいくと

松山市駅 9分の待ち合わせで、

13:26発 新居浜行特急バスに間に合いそう。

 

ただし、乗車前にいよてつチケットセンターで

お得な往復乗車券を購入する時間も考えると

9分はシビアだな。

 

JR駅まではあと10分。

 

咄嗟にJRの時刻を調べ始めた。

特急しおかぜ20号 松山駅発13:26-新居浜14:33着

 

特急バスよりも1時間早く着く。

 

グラグラ来た。

 

バスよりも片道ベースで1,500円程度高くはなる。でも早い。

 

どうするか。

 

ひらめいたのが

JR駅付近に金券ショップはあるかということ。

 

検索するとあった。200m以内。

特急回数券のバラ売りも有りそうだ。

 

これを利用して少しでもお得になればいい。

鉄道好きでもあるし。

 

よし、しおかぜ号に乗ろう。

 

同行者がいれば、急な変更も了承は要るだろうな。

こんな時、一人旅は気楽でいい。

 

JR松山駅でバスを降りた。

しおかぜ号発車まであと12分。

 

先程調べた金券ショップを見つけなければならない。

 

落ち着いて周囲を見渡すと駅前交差点そばにあった(矢印)。

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地下道で対岸へ。

 

金券ショップはシャッターが下りていたが、

自動販売機で新居浜までの特急回数券が購入できた。

通常より600円程度お得であった。

 

品揃えを見ると

伊予西条ー松山分もある。

 

明日訪問する四国鉄道文化館は西条駅にあるから、

ここで帰りの分も購入しておく。

これで安心。

 

発車まであと5分。

 

松山駅ホームへ向かった。

地下道の階段、踏み外さないように。

 

③へつづく

 

 

 

 

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福岡から愛媛へひとり旅 ①松山空港着陸まで

令和2年11月4日 10:50

 

西鉄雑餉隈駅入口から同僚のK先輩の運転する43番のバスで福岡空港

到着した。

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ハキハキしたアナウンス、勉強になりました。

 

これから、空路松山へ。

家族公認の一人旅が始まる。

 

目的は

新居浜の祖母のお墓参り

伊予西条の四国鉄道文化館見学

・愛媛のバス路線に乗ってみる

この3つで、あとは現地で考えることにした。

 

そして、

今回はGO TOトラベルを活用する。

JALパックの

往復航空券+ホテル代で

なんと23,800円である。

 

JAL3595は11:55発で

もう保安検査手続きはできるようだ。

 

松山空港についてから新居浜までは、

特急バスで行く予定。

一応、空港から松山中心部へのバス時間も調べてあるが、

バタバタになりそうなので、

 

搭乗前に腹ごしらえすることにした。

2階フードコートの因幡うどんへ。

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やさしい味で美味かった。

 

地元福岡県民はおそらく

豚骨ラーメンよりも、うどん好きが多いのではないかな。

もともとは鶏系の出汁文化の地だし。

 

3階へ上がり保安検査へ

財布や身に着けている金属そして上着

トレーに乗せて探知機をくぐって無事通過。

 

各方面へ出発する旅行者でロビーは活気がある。

出張のサラリーマン以外は

このGO TOを使っている方であろう。

 

放送があり松山行の搭乗開始となった。

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機体はエンブラエル170。

ブラジルの航空機メーカーで定員は70人くらい。

初めて乗る機体でわくわくする。

 

機内は2+2の4列シートで革張り。

居住性も良好である。

四国までよろしく。

 

今日はほぼ満席。

ただ、定員は少ないため

すぐにドアクローズとなった。

 

福岡空港恒例の滑走路混雑によって、

7分くらい遅れてテイクオフ。

 

今日は北側へ向かって上がっていく。

快晴の絶好の飛行日和。

 

筑後川が見える。長崎方面には多良岳、そして雲仙も。

 

このあたりで東へ進路変更するかと思ったが、

少し先の耳納連山あたりで旋回した。

 

阿蘇、霧島もよく見える。桜島はわからなかった。

 

いつもこの縦に並んだ九州の山岳風景を空から望むと、

日頃の些細な嫌なことなどどうでもいい気持ちになる。

 

久住山由布岳上空まで離陸してからわずか10分。

早い。距離感が麻痺してしまう。

 

別府が見え豊後水道にさしかかると、

もう着陸態勢に入る。

 

東京行に比べると近距離の為か低い高度で飛んでいたが、

揺れも少なく快適であった。

 

今度は四国山地も見えてきた。

 

伊予灘を旋回して12:40タッチダウン

やっぱり飛行機は勝負が早い。

 

タキシング中

時計に目をやると、

松山市駅方面のバス発車まで10分を切っている。

 

ドアが開いて乗客が動き出すまで、

5分くらいかかるとすると、

 

乗り換え時間3分とみた。

 

際どいがチャレンジしてみよう。

②へつづく

 

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バス乗務員 ある公休出勤日の出来事② 初事故

 朝8時台の最も緊張する時間が終わろうとしていた。

 

天神ソラリアステージ前を定時で発車し、

 

市民会館、対馬小路方面へ向かうため

第1車線から第3車線へ移らなくてはいけない。

 

天神交差点

ここは各方面から来た車両がまたそれぞれの方向にクロスする

要注意のポイントである。

 

発進時は後続車がなく、

そのまま第2車線へ移行。

 

前方では一台の赤のベンツがウサギの様に

第1車線から第4車線へ

急な進路変更をしている。

慣れていないのであろう。

 

 

私は20km/hに満たないスロースピードで、

さらに右方向ウインカーを出した。

 

すると、右後方の原付バイクが

広く車間を空けてくれた。

「助かります、ありがとう。」の気持ちを込めて

手を出してお礼の合図をした。

 

8割方ボディが第3車線に入った時、

 

なんと

第4車線(右折レーン)にいた、先程の赤いベンツが、

ウィンカーなしで

いきなりこちら(第3車線)にハンドルを切ってきた。

 

「ああっ」

思わず声が出た。

 

衝撃はなかった。

しかし感覚からいって接触したのは間違いない。

 

前方の信号が赤になったので、停止し車外へ出て確認する。

 

バスの右前に赤い塗料が20cm付いていた。

 

天神のど真ん中の交差点。

 

現場検証が必要であるから、交差点の左端への移動を促すが、

ベンツ氏は

「いいよいいよ」とそのまま行こうとしている。

 

「ダメダメ」

わたしはやや強い口調で、誘導した。

 

ドライバーは

20代後半の落ち着いた感じの青年であった。

 

 

乗客には申し訳ないが、事情を説明して後続のバスに乗り換えていただく。

 

 

さいわい、ケガ人はなかった。

 

5分後警察官が到着し状況を説明した。

 

この時、

警察官はどちらが悪いのか

判断するのではなく、

 

事件性がなければ、

あとあと揉めない様に状況を記録するだけである。

 

会社からも助役が到着。

ベンツの無理な車線変更に対応できなかったこと、

ベンツ氏がそのまま行こうとしていたこと等、

 

ありのままに報告した。

 

また、これも幸いなことに

バスもベンツも車体に凹みがなく、表面塗装の剥げだけにとどまった。

 

「お互い気を付けましょう」

 

連絡先を交換して、

別れた。

 

わたしも運行に復帰しなければならない。

 

乗り込む直前に助役が

「相手は高級外車だから、修理費で負けるかもしれない」

とつぶやいた。

 

次の運行に気持ちを切り替えようとしていたのに、

この一言がずっと気になった。

 

19時過ぎ ’’無事に’’ 帰社するやいなや

助役から、

「非責になった」と報告があった。

わたしに責任はないということだ。

 

会社がベンツ氏に

ドラレコ映像を詳細に分析して説明した模様で、

急な割込みが事故を誘発したということで合意となった。

 

事故直後、大丈夫だから行くよという反応は

裏を返せば、ベンツ氏が非を認めている。

そう思っていたので勝算はあった。

 

 たとえ非責でも、

これから事故報告書を作成しなければならないが、

とにかくホッとした。

 

今回の事故を通してあらためて感じたこと

 

・車線変更の際、後方がスペースを空けてくれても、

 そこに他の車両が急に入り込んできて衝突する危険性がある。

 

・交通量の多い地点での事故では、後続が渋滞して迷惑をかけるが、

 安全な場所に停めて、必ず警察の現場検証を受ける。

 

・相手に事故原因がありそうな場合でも、

 現場で相手に対して強い態度で出ない。

 (後刻冷静になると、第三者の入れ智恵によって損害を訴え、もめる可能性がある)

 

事故以降、この交差点を通過する時は

緊張度がマックスに達するようになった。

 

 

そして、最後に

「いつもより疲れが溜まってきているな」

と感じた時は

 

公休日はしっかり休もう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バス乗務員 ある公休出勤日の出来事①

私たちバス乗務員は、5日労働の後、公休が2日ある。

 

自分の権利であるから堂々と2日休んでも何ら問題はない。

 

しかし、私は勤務係に基本的に公休1日は仕事が入ってもよいと

申し上げている。

 

家庭や個人の様々な用事で、公休以外に休みを取る方が必ずおり、

 

そのダイヤを充当されることとなる。

 

当然、公休出勤した場合、稼ぎも良くなる。

 

大好きなゴルフも行きたいし。

(妻から嫌味を言われずに)

 

この業界、一日一日が無事終わればそれで完結する。

 

オンオフの切り替えをはっきりすることができる。

 

だから、元気な時は余計に働いて、

休日は仕事を忘れて家庭や自分の時間に没頭できる。

 

そして今日、公休出勤となった。

1日目を出勤としたので、前回の休みから6日間労働で

やや寝不足、疲れも出ている感じである。

 

6:30出勤の21:30退勤。

 

15時間位の拘束で長いが、

明日の休みを楽しみに、

安全運転で頑張ろう。

 

本日は平日。

始発地の福岡市井尻から博多駅、天神を通って博多港までの乗務である。

 

スターフ(乗務員時刻表)をめくってみると

1往復終わった2本目が8時台で、

朝の渋滞、多客となり

気合を入れなければならない様だ。

 

ただ、この時間帯、途中渋滞を見込んだ余裕時分も設けており、

慌てず行こう。

 

2本目が始まった。

 

遅れを生じるJRの踏切であるが、

通常の半分位の渋滞量であっさり通過した。

 

竹下からアサヒビール前にかけてもスイスイ流れた。

 

「ヤバイ」

 

早朝1本目は次のバス停まで1分のところをこの2本目は3分取られていたり。

このままいくと3停先の博多駅前では少なくとも3分早着の恐れがある。

 

余裕時分が恨めしい。

 

博多駅前バス停など、2分以上の停車は後続のバスや交通に

迷惑がかかる。

 

それを回避すべく、お客様には申し訳なかったが、

わざと信号に引っかかったりしながら時間調整した。

 

この時間調整は意外としんどいものだ。

30秒、1分を経過させるのに

長く感じる。

 

本当は通過できる信号なのに、だいぶ手前から速度を緩める。

通勤時の険しい重圧を背中に感じながら。

 

わたしの友人が

「バスって、1分位遅れて来てくれた方が助かる。」

と話してくれたことを思い出した。

 

なるほど、その通りだと実感した。

時間通りだと、特に朝は慌ただしくなるケースがあるということか。

 

バスは満員になった。

途中の乗降で時間を費やすことができ、

博多駅前には発車1分前に到着できた。

 

大半のお客様が降り、

10人程度と身軽になったバスは、

天神を目指す。

 

天神までの間も余裕時分がある。

 

例えば、

発車時間3分前に着いて、すぐ後ろに後続のバスが

早く発進しろとばかりに

ブレーキ音プシュプシュさせてきても

決して早発してはいけない。

 

早発、バス停通過(乗客がいた場合)、暴言

は三大悪といわれて処分が重い。

 

 

バス街道の国体通りに出るまでの、

キャナルシティバス停で、不本意だが1分延発させるなど、

電波時計を気にしながらじわじわ進めた。

 

遅れている時、何とか通過したい信号は赤になり、遅れは増大。

今日の様に時間が余っている時は、青信号のまま。

思うようにならないものである。

 

時間調整が功を奏して、

後続のバスにも迷惑をかけず、

天神には定時に到着した。

 

終着の博多港まであと10分。

 

やはりこの1本は2倍疲れたが、

天神で乗降を終えると

 

かなりほっとした。

 

このあと事件はおこった。(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バス乗務員 指導するとは

休日の午前11時、

博多駅から福岡タワーまで

バスを快調に走らせている。

 

平日とは違って、停留所間の時間も短縮されており、

ボヤボヤしているとすぐ遅れてしまう。

 

無理はしないが、信号の変わり目を読みながら、

行けるところは思い切って行く。

 

「天神ソラリアステージ前」が近づいてきた。

西鉄福岡駅と隣接しており乗降が多い。

ブレーキを掛け始めると

停留所付近に懐かしい姿が。

 

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新人時代にお世話になったN教官であった。

我々と同じ制服姿で乗降客の案内をされていた。

 

降車のため前ドアを開けると、

すぐ気付いてくれて、ドアまで来てくれた。

「元気しとうか?」「気を付けて行けよ」

 

マイクをしているので、私は笑顔でうなずくだけであった。

 

新人研修(一か月間)の初日、

研修センターの玄関にて、気合を入れて挨拶すると、

待っていたN教官が、「やり直し!」

 

新人の代表になり号令をかける時も

「声が小さい、やり直し」

 

いきなりキツイ洗礼を浴びてしまった。

 

他の新人には、それ程厳しく接していない。

「私が嫌いなのかな」

 

実車を使って研修所内の走行が始まった。

スラローム、クランク、S字。

自動車学校とは違って、

ギリギリの所にペットボトルやボンベが立ててあり、

切り方を間違えると当たるようになっている。

 

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「なかなか上手いな」

初めて褒められた。

 

しかし、バックのS字走行はしびれた。

とにかく後方が見えない。

11mは長い。

 

バックミラーに

腕組みした鋭い眼差しの教官が映る。

 

このまま後退すると障害物に当たるという所まで

ジッと見ている。

 

何とか切り抜けられるか。

こんな時、

すぐ横からいちいち言われると

混乱して、右左分からなくなるものだ。

 

ねばって助言を我慢してくれているのが伝わった。

 

教習は順調に進み、

私の同期は実技走行が優秀で、教官も安心されたようであった。

私も徐々に打ち解けてきた。

 

そして、

無事に30日の過程を終了し、

教官との会話でも冗談で返せるようになった頃、卒業を迎えた。

明日からは同期とも別れていよいよ配属先へ。

色々不安だ。

 

研修最後に個人面談があった。

「お前は代表だったから、特に厳しくしてすまなかった」

「バスの運転はなめて手抜きしたら怖いからな」

「俺もお前と同じくらいの歳で入社して、俺がやれてきたから、

 お前もできる。大丈夫だ」

あの厳しい表情はどこへやら。

私は30日間を思い出して、号泣してしまった。

 

何ともメリハリの効いた指導の素晴らしい教官。

 

あのバックミラーに映った眼差しと今日も同じ眼差し。

一瞬の再会であったが、嬉しさと共に、

絶対に事故は起こさないと初心に戻ることができた。

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新しい路線を覚える後輩が不安そうに

「ああ、覚えきらんですよ」

と相談されることがある。

 

そんな時、私は自分が体得したポイントを的確に伝授するとともに、

 

「俺がやれているから、あんたもできる。大丈夫よ」

 と

N教官のコトバを借りて、委縮しないようにアドバイスしている。

 

 

 

金柑を収穫して味わう

師走に入り福岡の空気も冷たくなってきた。

天神を歩く人々の服装も黒・茶・グレーなど暖色系に染まってきた。

九州と言っても、日本海側であるから冬季は意外と寒い。

 

私はどちらかというとぜい肉は少ない方なので、

寒さには滅法弱い。逆にどんなに猛暑でも夏場は体調を壊したことがない。

 

苦手な冬季であるが、ここ数年大風邪を引いていない。

風邪気味で抑え込んでいる。

 

「ホット金柑」を飲んでいるからであろう。

 

8年前に植えた鉢植えの金柑。

翌々年から実が成りだした。

30から40個。

結実は嬉しいものだ。

 

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定植から5年後、樹高も150センチになり、

200個くらい収穫できるようになった。

 

当初はそのまま食べていた。

金柑は外皮も味わいがある。

「甘くて苦い」

よって、温州ミカンのようにバクバクとはいかない。

 

上手い食べ方はないか。

 

そういえば、

ホットレモンやホット柚子ってたまに買うよな。

あの甘酸っぱさとぬくもりが身体にいいような。

 

「ホット金柑」を作ってみた。

 

金柑3~4個を4等分にし、

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絞って、絞った物もカップへ。

(外皮からもエキスが出るので)

はちみつを入れ、お湯を注いでできあがり。

 

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芳香で温まるし、ビタミンCもとれるし。

そして、

これで風邪の菌と闘うぞという気力にもなっている。

 

手軽なのでこれを毎日飲んでいる。

実がなくなるまで・・・

 

という話を同僚としていて、

今期、収穫したら持ってくるねと約束した。

 

11月初頭から実が大きくなり、

完熟まではまだであるが、

今朝収穫することに。

よしよし大豊作だ。

 

少し青みがかっていても、

ホット金柑にするには問題ないし、

何よりもお渡しするタイミングを逃さないためである。

 

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お互いの乗務の都合で

会えないことも考えて、

 

「ロッカーの鍵開けといてね」

とLINEした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハゼ釣りへ 多々良川河口にて

一昨日、乗務終了してバスを降り

金庫を持って事務所へ向かって歩いていると、

先に仕事を終えた同僚と会った。

 

彼は営業所で一番親しいといっていい人物で、

先に今の営業所に転勤する時に、

「待ってるから。」と言ってくれた。

 

そして何とその4か月後、

私も同じ営業所へ転勤辞令が出た。

嬉しくて、真っ先に彼に報告した。

 

私より2歳年下で近いし、

新人時代に同じ教官に指導されたこと、

なんか気が合うのである。

 

配属先では、さらに嬉しいことに

彼と同じ班になった。

ということは、

公休日も一緒になった。

 

彼曰く

「バスで離合する時、心強い」と。

 

心強いのはこちらの台詞だ。

 

とにかくもう、彼とは阿吽の呼吸で

仕事ができると言っていい。

 

私は彼を前にして

あることを思い出した。

釣りに出かけること。

 

今夏、交わした男の約束であったが、

何を釣りたいのかと問うと、

ハゼ だと言う。

 

一瞬吹き出しそうになった。

アジ、キス、カレイ、アイナメアラカブ、スズキ、アオリイカ

あたりかと思っていた。

 

笑いをこらえてよく話を聞いてみると、

「ハゼの天ぷらが美味いから」とのこと。

 

なかなか通である。

あれは確かにうまい。

どうかしたらキスよりも。

 

これは本気だな。

 

早11月も半ば。

季節風吹き出し

本格的な寒さを迎える前に

約束を果たさないかん。

 

「近々行こう」

「明後日空いてます」

 

天気予報と潮汐をみてみると、

晴れ、午前11時過ぎ満潮の中潮

朝ゆっくり起きていいのでベストである。

 

お互い休日。

その場で決まった。

 

しかし彼は釣りは中学以来で35年ぶり。

道具がないので,

前日、釣具店で購入することに。

いろいろアドバイスした。

ついでにエサも準備し、

翌日ゆっくり出発する段取りである。

 

そして

釣り場へ向かう約1時間。

車内でいろいろな話ができた。

 

私はこの時をねらって、

「あの時は待ってるって言ってくれて本当に嬉しかった」と気持ちを伝えた。

いつか言わねばと思っていたから。

 

現場に到着し、

近くの釣り人に聞いてみる。

ハゼが釣れているとのこと。

 

 

いよいよ釣り開始。

絶対に釣ってもらわねば。

軽いプレッシャーがかかる。

 

ハゼをねらうために選んだのがこの多々良川河口。

海水と淡水が混じるハゼが好む汽水域であるから。

 

仕掛けのセットをアドバイスして、

第一投。

昨夜準備しておいてよかった。

 

 

 

まずは私にキスがきた。

ここでキスが釣れるとは。また、この時期に。

いろいろ勉強になる。

 

そして彼にもヒット。

狙い通りのハゼがきた。

 

私の様に喜怒哀楽をはっきり表に出さない彼が

無邪気に喜んでいる。

15センチ。

いい型だ。

一安心。

 

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今日は天候にも恵まれて

広大な風景がはっきり見えて気持ちがよい。

 

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その後も順調に釣れ続けた。

 

私は置き竿にし、

彼が釣っているところを

見ている方が面白くなってきた。

 

お互い20匹にほどになったところで、

撤収。

 

調理もしなければならないから、早めに帰宅する。

 

狙い通りのハゼが釣れたことに

彼は満足していた。

 

帰路の車内で

来春、暖かくなったらまた行くことで合意した。

 

同僚へ

「今日は有難う。これからも公私共々よろしく頼む」

 

海辺の風にあたるといつも元気になる。

同行者が彼であるとなおさらである。

 

天ぷらメチャ美味しかったとLINEが入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピカールでスッキリ

9月初頭にネットで購入できなかったアイアンセット。

別の方に先手を打たれて、縁がなかったと考えて納得していたが・・・

 

今はゴルフするには最もいい季節である。

社内のゴルフ好きからの嬉しいお誘いをお受けした。

 

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その前にアイアンを新調した。

ショップでこの間と同じ物を見つけたのである。

 

やはり一度購入するスイッチが入った後の敗戦の悔しさが、

3週間経っても心の中で燻っていた。

 

約4万円くらいの出費となったが、

それまで使用していたクラブを下取りに出して補った。

買取店も結構頑張ってくれた。

 

さっそく練習場へ。

振り味、デザインも私に合っていて、大変満足した。

 

こうして、 

趣味の領域で満たされていると

仕事もいつもよりヤル気が出て

スムーズにいくものだ。

 

そして、

本番のラウンドでは、なんと前回よりマイナス5打となった。

十分買い替え効果があった。

 

買ってよかった。

 

私には更に楽しみがある。

クラブを磨くことである。

 

車の洗車と同じ感覚で、

綺麗になると気持ちがよい。

 

また将来、手放す際は

手入れされたものは確実に査定がよい。

 

クラブはあの硬いボールをとばしたり、地面と接触してキズは付くが、

それは年輪のようなもの。

 

私は、艶や照りを求めて磨くのである。

 

愛用している研磨材が

ピカールである。

 

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エスに適量取ってひたすら磨いて、

最後に綺麗な布で乾拭きする。

この工程が一番わくわくする。

 

ピカールの成分を拭き取っていくうち、

小さいスレキズが消えて、

 

上品な輝きが出てくるのである。

 

 

いろいろ試してきたが、

ピカールの仕上がりは

曇りがない。

 

磨き上げたクラブを

眺めながら、

お酒を。

 

もう最高である。

 

ピカール

金属専用である。

 

錆や焦げ付きがある場合は、

番手の低いモノから高く、耐水サンドペーパーで下処理後、

ピカールで仕上げる。

 

よし次は、

毎日活躍している、やかんを磨くか。

 

面積が大きくて大変そうだ。

 

 

アジュガ・・・その後

今年4月

 

草刈りをしながら

庭の片隅で偶然再会したアジュガ

 

 

 

あの時15株を「メインステージ」に

即植え替え、

数日後、開花しブルーの彩を見せてくれた。

 

今はどうなっているか。

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 タテにヨコにどんどん増えている。

 

夏場の水やり、雑草取り、

そして周囲の土をほぐして

広がりやすくした。

 

今の時期は、葉っぱのみであるが、

頭上の紫陽花に直射日光から守られ、

すぐ脇の芝生を侵食することなく

うまく共存している。

 

こうして、これまでの過程を思い出しながら

元気に育ってくれているのを

確認できるのも、園芸の楽しみである。

 

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規模としては、

もう少しヨコに増やしたいと思っている。

グラウンドカバーではなく、

主役として。

 

これから、苦手な冬を迎える。

お互い元気に乗り越えよう。

 

そして、

開花の春が今から待ち遠しい。

バス乗務員 ヒヤリハット

朝6時。通勤の渋滞が始まるには早い。

 

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幹線路に繋がる県道を乗客10人程度をお乗せして

快調に博多駅まで向かっている。

 

やはり時間通りに走行できていると、

この先のお客様をお待たせすることもなく、

精神的にも気分がよい。

 

が突然、

左前方20m先のブラインドの路地から

高校生の自転車が飛び出し合流してきた。

 

片側1車線で路側帯も2mもない道路。

当方大型車故、逃げるスペースがない。

 

当然予測して、抑速とブレーキペダルに足をのせていたが、

あと5秒早かったら際どかった。

 

この学生、何事もなかったかの様に、

耳にはイヤホンをして、

左前方を並走している。

 

部活の朝練で急いでいるのかな。

若い頃思い出して

気持ちは理解できる。

 

でも、すべての車が対処できるわけではない。

スマホを見ながら運転しているドライバーもいる。

 

また、もしバス車内に立ち客がいて、強めのブレーキを踏んだら

どうなるか。

最悪転倒して車内事故となり、その場で運転取りやめ。

救急車も要請し

この空いている道路も大渋滞。

大変なことになっていたかもしれない。

 

もう自分の身は自分で守るしかない。

ドライバーも歩行者も自転車も。

 

とにかく前をしっかり見て

防御運転に徹することだ。

 

バス運転士は、

集中していると

厳しい表情になっている時があるが、

お許しいただきたい。

物欲と節約のバランス

先週何気なくメルカリを閲覧していると、

お買い得なゴルフクラブが出品されていた。

 

 

お気に入りのメーカーで2年くらい前の製品。

もちろん中古だが、

以前ラウンドで一緒に周った方が使用していて、

弾道が素晴らしく、

憧れていた物だ。

 

3万円位。

グラグラきた。

 

迷ったが、そのまま価格交渉に入った。

高額な物でもあるし。

 

数回出品者とやり取りし、半日後に価格OKの返信をもらった。

 

このクラブで

「次のラウンドでは100切るぞ」

「数年使用することになるだろう」

「大事にしなきゃ」

と色々想像していると、アドレナリンが湧いてきた。

 

よし、購入しよう。

 

5分後

再びサイトに戻った。

 

なんとsold out!!

 

「はっ?」

 

私が交渉してきたのに・・・

その過程はコメント欄を見てもらえば明らかだろう。

 

身体の力が抜けた。

何か横取りされたようで、

本当に悔しかった。

 

一瞬の隙を突かれたが、早く購入したもの勝ち。

これがメルカリのルールであることを痛感した。

 

結果的に、価格交渉などせず、お買い得と思えば即購入すれば良かった。

反省した。

 

自分が悪いのである。

 

大袈裟な言い方だが、

神様が

「いま持っているクラブをもっと使いこみなさい。」

とおっしゃっているのか。

 

そういうことなんだろう。

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一週間経ち

冷静になって振り返ると、

買わなくてよかったのかなと。

 

ゴルフの上達はクラブではない。

打ち方である。

 

現在愛用のクラブもショップを何軒もハシゴして、見つけた物だ。

 

今回購入したつもりで、

プロに教えていただいた方がスコアアップには近道なのでは。

 

そして何よりも

衝動的に買ってしまう・・・

これがよくない。

 

どうしても欲しい物は、

もっと計画性を持たなければ。

 

 

 

必要な物は少々高価でも品質のよい物を購入したい。

 

そのためには、

今在る物が

まだまだ使えないか。

 

また物欲が出てきた時には

今回の件を思い出してみたい。