福岡から愛媛へひとり旅 ③福岡空港離陸後2時間38分で新居浜駅到着
先程、金券ショップで購入した特急回数券を
松山駅改札口の駅員に差し出しスタンプを押してもらう。
これぞ改札。
自動改札に慣れていたので、新鮮に感じた。
改札入ってすぐの1番線に特急しおかぜ20号、いしづち20号は待っている。
もう階段の上り下りはしたくなかったので、素直にうれしい。
併結運転で、しおかぜは岡山、いしづちは高松行きである。
発車まであと3分あるので、先頭へ歩み撮影。
この流線形スタイル好きだな。
JR四国8000系振り子式電車。
サンサンとふりそそぐ瀬戸内の太陽光に映えるデザイン。
車内へ。
平日のこの時間、自由席は2割程度の乗車率。
好きな席でくつろげそうだ。
13:26列車は発車した。
最近、四国へは車で来たり、バスで移動したりで
JR四国には10年ぶりの乗車。
この車両は、前の席との間隔も広く
居住性が良い。
JRを選択してよかった。
今、思うと、
四国入りしてから乗り換えでバタバタしたので、
福岡空港で食事しておいてよかった。
それでも
わたしは燃費が悪いし、少し頭も使ったので
カラダが欲している。
車窓を眺めながら、持参したおやつを食す。
車窓といえば、
進行方向右側に座った。
西日本最高峰の石鎚山が見たかったからだ。
タオルで有名な、今治。
わたしにとっては、車でしまなみ海道経由で来ていた頃の
四国の玄関口の町だ。
いまこうしてJRの高架線から眺めると、大きな町であることがわかる。
おっ、見えてきた。
お目当ての石鎚山。素晴らしい天気に感謝。
列車は燧灘(ひうちなだ)に沿ったカーブ区間を
日差しの方向が目まぐるしく変えながら
高速で突っ走っている。
振り子装置のおかげで車体が傾斜して遠心力を軽減しているからである。
水の町、伊予西条を発車。明日下車するので、その時ゆっくりと。
新居浜が近づいてきた。
祖母が眠る真光寺も見えた頃、
列車は減速し、
14:33定刻に新居浜駅に到着した。
福岡空港を11:55に飛び立って、
2時間38分で到着したことになる。
タイミングよく乗り継ぎができたから。
慌てずに乗り換えを行った場合、16時半着の予定であったから、2時間も早い。
疲労感もない。
宿泊先のリーガロイヤルホテルには
17時ころのチェックイン予定と伝えている。
早着は問題ないだろう。
お酒類を買ってから、部屋でゆっくり飲もう。
④へつづく