九州発 気持ちは晴れ!

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バス乗務員 座席に財布が!

 

先週、福岡ではホークスのデーゲームがあり、

 

球場と天神、博多を通る我がバスも車内は混雑を極めた。

 

試合の前後は周辺の道路も渋滞し、30分以上遅れた乗務もあって、

疲れ方も違う。

 

当然、車内の乗客もつらいと思う。少しでも苦痛をやわらげるために、

エアコンを強めにしたり、ブレーキをゆるゆるにかけたり、

可能なことはした。

 

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大幅に遅れて申し訳なかったが、無事に博多駅到着。

次の発車までの時間も削られてあまりないが、

立ち上がって、気分転換のストレッチをする。

 

わたしはどちらかというと腰や足にくるので、

下半身を伸ばす。

そろそろ出発の時間が近づいた。

 

車内の異常がないか、念のため後方まで確認すると、

 

座席の上に財布が。

分厚い長財布である。

 

ああ、これは忘れた方はさぞお困りだろう。

 

逆の立場になって考えてみたらわかる。

 

車内の忘れ物として、

傘が圧倒的に多い。営業所で一定期間保管したあと、連絡がなければ

処分している。

 

スーパーで購入した食料品全部というのもあった。

お降りになる時に慌てて忘れてしまうのであろう。

大事な今晩のメニューが・・・

(その際は、スーパーにも連絡を入れた。)

 

今回は、

発車まで時間がある、なしにかかわらず、

営業所へ連絡を入れる。

 

財布の特徴だけでなく、わかれば氏名まで。

もちろん、これは電話口の助役の指示にもとづいて、

財布を開いている。

開くと免許証がすぐ見えて

氏名が判明した。

 

報告を終えて、大事に保管の指示があり、

そのまま発車。

 

次の乗務を終えて、携帯に着信が入っており、

営業所に電話を入れると、

 

持ち主から連絡があって、

次の博多到着後、回送して立ち寄る営業所にて、渡して欲しいとのこと。

 

遠方からの方で、氏名も明らかであり、手渡しがベストであろうという

判断である。

 

一時間後、博多到着。

即営業所へ。

 

バスを下り早足で近づくと

建物の外で、職員とともに待っておられた。

 

無事に元に戻った。

ご夫妻笑顔であった。

紛失されてから3時間くらい経過していただろう。

とにかくよかった。

 

わたしもホッとした。

 

あの時、時間に追われて、

もし車内を確認していなければ・・・

 

でもバスの中でよかったのかもしれない。

 

もし大事なものを車内に忘れたと思われる場合は、

落ち着いて、

バス会社のお客様センターにも電話していただきたい。

 

乗務員→営業所→お客様センターという流れで連携しており、

早めに所在が判明する可能性が高い。