九州発 気持ちは晴れ!

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山口ライナーで湯田温泉へ一人旅

先日、5月28、29日久々連休となった。令和に移行してから、3日しか休んでおらず今回は有効に使いたい。

 

前日、楽天トラベルのサイトを

何となく、近場で温泉地に宿泊したらどうかと見ていると、

 

山口県湯田温泉、おひとり様向けで温泉付きの旅館が一室空いていた。

8帖和室で平日のため価格もお手頃。

 

手足伸ばして、首までゆっくり温泉・・・気持ちよかろうな。

 

しかし、疲労も蓄積していて、元気がでない。

 

現地までどうするか。

運転はしたくない。

 

検索していると、

福岡から湯田温泉へ直通の高速バスがあった。

「山口ライナー」

 

そして行き帰りとも早割扱いでまだ空席があった。

 

なにか私を旅に誘っているようである。

 

ダルいけどもバス運転の勉強方々行くか。

即予約完了。

 

こういう状況で迷った時、私はだいたい行く方に舵を切る。

 

 

家族公認の一人旅へ。

 

天神からの乗車が便利なので、発車一時間前に到着。

カフェベローチェで一服し時が経つのを待つ。

禁煙もこの旅の道中は中断。

うん、アイスコーヒーと合うな。

 

バスは天神南停留所から。普段は私が運転していて、発着する所なので、

到着するバスを見ていると知っている運転士であったりして面白い。

 

定時に山口ライナーが来た。

バスターミナルには入らないため

乗客の確認と、トランクへの荷物の収納など

運転士さんは機敏に動いている。

後ろのバスを待たせない様

慌ただしく出発。

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この天神南で乗車は終了する。

2+2シートの隣はいない。

こうなると、4列は楽である。

乗車率は50%。

 

湯田温泉通りまでは約4時間。

ハイデッカーからの眺めを楽しむ。

 

運転士さんには悪いが、運んでもらえるのは気が楽だ。

眠たくなれば寝ればいいし。

 

車内はwi‐fiのサービスもあってたすかる。

 

途中、古賀SAと周防灘PAで休憩。

200kの行程で2回休憩は気分転換できありがたい。

煙草タイムである。

 

関門橋を渡ると、旅の実感が湧いてきた。

本州に入ったからであろう。

赤茶色の瓦屋根、オレンジ色のガードレール、

山口県だ。

 

バスは、小野田ICで一般道に入り、宇部小郡市街をこまめに停車していく。

バスって便利だよな。ここから乗れば福岡天神直通だからな。

 

夕方の会社帰りの車に紛れて、4時間の行程もあっという間で、

定刻に湯田温泉通りに到着。

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実は湯田温泉は高校時代以来、35年ぶり。

懐かしいというより、初訪問に近い感覚である。

 

18時半とちょうどよいので

500m歩いて旅館へ。

 

お腹が空いた。

今回私は夕食を頼んでおらず、再び外出。

回転すし店でビールとともにいただく。

 

一人旅で唯一寂しいと思うのが、この食事の時である。

やっぱり話しながら食べると美味しいものだ。

 

 

飲みすぎに注意する。

温泉が待っているので。

 

ほろ酔いで夕暮れの風にあたりながら、

旅館へ。

 

この状態で、温泉に浸かると危ないので、

部屋で一服する。

 

とにかく今月は頑張ったな。

8帖和室でくつろぐ。

 

いよいよ最上階の温泉へ。

 

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貸し切りだ。

さあ浸かろう。

 

湯温がちょうどいい。

弱アルカリ腺でややツルツルしている。

なんと言っても、お湯が軟らかい。

香りもよい。

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これは、私の温泉ベスト5に入るな。

 

誰もいなかったので、顔までお湯につけて、

目の疲れも癒した。

 

 

 浴衣に着替えて、

温泉で身体に少し負荷がかかったところで、

部屋で飲みなおす。

 

外出帰りにコンビニで調達した、

ぬか漬けと浅漬けをおつまみに、ビールを。

至福の時間。

来てよかった。

 

ヨコになって気づいたら

23時。3時間近く寝てしまった。

温泉浴場は24時までなので、

また行くことにした。

 

またまた貸し切り。

今度は打たせ湯で、軽めに自分で揉むことのできない肩や背中へ。

2回目は温泉成分が身体さらにしみていく。

温泉好きとして、この出たり入ったりが最大の喜びである。

 

深夜、温泉街のスナック客の見送りの声がして、目が覚めたが、

ゆっくり眠ることができた。

 

6時半起床し、

朝風呂へ。

 

贅沢だ。

 

日頃の

アクセルやクラッチペダルの踏みこみで生じる足の痛みが

治っている。

地元のひとがうらやましい。

 

身支度を済ませて

館内で朝食をいただく。

和食をチョイスしたが、おかずも豊富で、ごはんも美味しかった。

ゆっくりできました、感謝。

 

夕方には帰宅したいので、11時のバスに乗車する。

 

その前に忘れてはならないことが・・・。

お土産に大好物の

外郎(ういろう)を買わないと。

チェックアウト時に、旅館の方から教えていただいた、

御堀堂さんへ。

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山口の外郎は、

わらび粉を使っていて、

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ほのかな甘さとプルンとした食感。

保存のきかない生外郎も購入できた。

 

 発車までまだ40分ほどあるので、

街を散策する。

 

中原中也さんの出身地で記念館がある。

 

また、白ギツネが浸かってキズを治していたという伝説に由来する、

この湯田温泉には各所に足湯や白ギツネがいた。

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 もっと勉強してくればよかった。

次回は、もう一便早いバスで来ようと思う。

 

帰路の車内では、

短い滞在であったが、落ち着いた湯田の街に想いを巡らせながら過ごす。

また来ます。

 

帰宅して、

お土産の外郎を家族が喜んでくれた。

 

なんか元気になったな。

 

中国JRバスの運転士さん、接客、参考になりました。

往復お世話になりました。

 

明日からまた頑張ろう。