ファンタゴールデンアップルに想いを寄せて
今から約42年前、私が小学4年生頃の話である。
学校から、コカ・コーラ社さんの工場へ社会科見学へ出かけた。
当時はまだペットボトルはなく、ビンや缶入りの製品が次々と流れて出来上がる
光景、スピード感に圧倒された。
そして見学が終わると
ご褒美に製品のジュースが配られた。
「ファンタゴールデンアップル」
父親と散歩がてら立ち寄っている近所の販売機には
グレープとオレンジしかないぞ。
口にすると「炭酸のリンゴ味」が新鮮で素直に美味しかった。
この商品は地域や時期が限定的であったのか、
当時、数回しか飲んでいない。
私の中では希少で特別な味なのである。
「また、飲んでみたい」
リンゴ味の炭酸系はありそうでない。
公休の今日、買い物へ。
5月中旬に入り、福岡も真夏日。
一週間の疲れと風邪気味でだるいのでビールではなく、
スッキリした飲み物はないかと探していると、
「三ツ矢 100%APPLE」を発見。
リンゴ味の炭酸でしかも果汁100%。
早速飲んでみると、
たしかに濃度があるが、
これが飲みたかった。
なつかしい。
あの頃の少年時代が蘇る。
ラベルデザインも
赤にゴールドの文字がインパクトがある。
最近、
私がよく飲んでいる飲料のデザインを見てみると
同様な色使いがされていて面白い。
赤は特別な感じがするし、
エネルギーが湧いてきそうで、頑張りたい時や頑張った時に
手が出るのかもしれない。
「赤いパッケージデザイン」
手に取ることが多くなりそうである。