長崎ならでは 桃カステラ
砂糖の道
江戸時代、九州・長崎を起点に小倉に至った長崎街道。諸外国との貿易の窓口
であった長崎・出島より東洋・西洋の文化、食品など様々なものがこの街道を通って各地に伝わりながら江戸へ上ったのです。
砂糖もそのひとつ。街道沿いの街には甘いお菓子が誕生します。
現在も、長崎/カステラ、諫早/おこし、小城/羊羹、佐賀/マルボーロ、飯塚/千鳥饅頭などに代表されるように、このシュガーロード沿いには有名なお菓子が並んでいます。
春はすぐそこです。
この時期になると
長崎の 桃カステラ を思い出します。
長崎では3月初節句のお返しに桃カステラを贈る習慣があります。
私は長崎に12年赴任しており、この桃カステラ包装箱用紙の制作を請け負っていました。箱の紙質は板紙と桃色の和紙(大礼紙)を貼合したもので、9月頃から、2月納入に向けた製作の打ち合わせを開始します。
やはりこの一段上の包装からも一般のカステラとは違うと分かります。
桃色のパッケージが季節感もアピールします。
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カステラ生地の土台に砂糖や餡を使って桃のように装飾された縁起物です。
よって桃の節句時期だけでなく年間通じて贈答、土産品として販売されています。
やさしい味の華やかなスイーツです
大きさは手のひらサイズでずっしりとしており、一遍には食べられそうもないです。近年では小さくて食べやすい、見た目も可愛いサイズがあるのは嬉しいですね。
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長崎に出かけたくなりました。
ではまた。